直田歯科医院では、「ご飯をおいしく食べたい」「口元を美しくしたい」と願っておられる皆様に、口腔内の問題を解決し、審美的にも、機能的にも、より良い状態に回復させ、その状態を維持できるよう手助けすると共に、皆さまのお口の全体的な診査、診断を基にカウンセリングを行い、生涯を通じたお口の健康の維持・管理に努めております。
吹田市・直田歯科医院 院長 直田有正
〒564-0036
吹田市寿町1-8-17
サン・ヴェール・ユカミ2F
駐車場1台完備
※詳しくはお電話でお訪ね下さい。
最寄駅
阪急千里線吹田駅より徒歩4分
JR吹田駅より徒歩13分
TEL 06-6381-1741
なおた歯科医院
現在、口の中の病気には歯自体に起こるう蝕(虫歯)、歯肉に起こる歯周病、そして頬や顎の骨、舌に起こる炎症や癌などがあります。 そのような病気の中で歯科の2大疾患と呼ばれるう蝕と歯周病で歯を無くすことがほとんどです。 う蝕や歯周病を起こす原因となるのが、歯の表面にこびりつく歯垢(しこう、プラーク)という汚れです。 歯を無くさないためには、こびりついている歯垢を完全に歯の表面から取り除かねばなりません。 歯垢はうがいでは落ちないので、歯ブラシや専用の糸(デンタルフロス)などの機械的な力でこすり落とします。 しかし、1本の歯の回りを完全に磨ききるのは、特に奥の歯などでは非常に難しいのです。そのために、個人が毎日適切な磨き方(ホームケア)で歯を磨いてもらわねばなりません。 そして、磨ききれない部位や問題のある部位を早期発見するために定期的に検診するプロのケアが必要なのです。
歯垢について。
歯の表面(特に歯と歯の間)を爪楊枝などでこすると、ついてくる白い塊です。
歯垢は食べかすなどではなく、細菌の塊で、1㎎あたり数億個の細菌が棲みついています。
清掃後の清潔な歯面に最初に沈着するのは、唾液中の糖タンパクからなるペリクルという膜です。ペリクルは、特に酸の侵襲に対するエナメル質の保護作用など、歯質を外来からの刺激から守る役目をしています。
歯垢の形成は、ペリクルと細菌の結合から始まります。そして、細菌と細菌が結合し、歯垢がだんだん厚く成熟していき、食べ物の中にスクロース(砂糖の主成分)が存在すると、ある種の細菌はそれを利用して歯面に強固に付着します。
食べ物の中に糖が多く存在すると、細菌の働きにより乳酸が産生されます。この酸により歯が溶かされ、う蝕が形成されるのです。
また、歯肉縁上の歯垢が次第に成熟し継続的に存在すると、歯垢は歯肉縁下に入り歯周ポケットを作ります。歯周ポケット内は歯周病原生細菌が増殖し、細菌の内毒素により歯周病が起こるのです。
歯垢は、食後およそ4~8時間ほどで作られてしまうため、毎食後の歯みがきが大切になってくるのです。
歯石について。
歯垢が硬くなったものです。歯みがきでみがき残した歯垢は、およそ2日間ほどで、唾液中のミネラルと結合して、歯石に変わってしまいます。
歯石はその名の通り石のように硬いため、歯ブラシでは取ることができません。歯石の表面はデコボコしているため、そこにさらに歯垢がつきやすく、細菌の温床になるばかりでなく歯肉を刺激して、歯周病の原因となってしまいます。
歯石は定期的に歯科医院で取り除いてもらわなければなりません。